『答え』が無い不安。

Titania

2010年08月19日 09:01

今日のタイトル。

誰にでも当てはまる感覚かな?

と思っています。





私も、以前は、

いつも、明確な『答え』を探して、追い求めていたから。。。。















私たちが生きている中には、

実は、

明確な『答え』が無いものばかり。。。。なのです。




でも、

それに気が付いていない人が、多いんだけどね。





私も、以前は、その一人だったしね。















私は、もともと、理数系。

特に数学は、とっても大好きでした。





何故、数学が好きか?





それは、

答えが、必ず、一つしかないから。





間違っても、

やり直して、

必ず、その一つの答えに辿りつけるから。





それが、

何しろワクワクして、

達成感があって、

満足感もあって、

大好きだった。















そんな私が、こんな世界に没頭している。





その世界は、スピリチュアルな世界。

まぁ、哲学も好きです。





こんな、一番曖昧な世界。。。。





昔から、

「数学が好きな人は、哲学やスピリチュアルにはまる!」

と、実は言われています。





なぜなら、

人生の「真実」を、「真理」を知りたいと進むと、

そこに、

哲学やスピリチュアルな世界があるから。





そして、そこでは、

『答えが無いことが答えだ!』

という、

「真実」や「真理」に行き着くから。





これは、

『答えは、あなたの中にある』

と同じく、

私の『答え』は、私の中に。

あなたの『答え』は、あなたの中に。





ということは、

『答え』は、

一つではなく、同じではないということにも繋がる。





これが、

究極の『答え』となる。















この『答え』には、

満足する、満足できる段階と、

そうでない段階とに分かれてしまう。





何故に、同じ『答え』なのに、

受け取りが、

受け止めが、

分かれてしまうのか?





それは、

どれだけ探求したのか?

どれだけ、深く思い悩み、深く考え、深く感じ取ってきたのか?

その差で決まる。





これは、

ただの机上のお勉強では得られない、

実践を伴った、

「学び」でないと、感じれないもの。





体得した人だけが、

体感した人だけが、

腑に落ち、納得できる『答え』なのです。
















この、明確に断定できない『答え』を、

『答え』が無い!

と感じる方も、いらっしゃると思う。





それによって、

「不安」を感じる方も、たぶん沢山いらっしゃるだろう。





でも、本当は、

だから、人生は楽しいのだし、

だから、人生は、ワクワク、ドキドキなのだ。





『答え』が、一つ、明確に存在してしまったら、

たぶん、

誰もが、簡単に、人生に飽きてしまう。





それは、

「生きる」原動力を失うことと同じ。





分からないから、悩み、努力する。

悩み、苦しむから、頑張る。

そこから、向上心や、探究心が生まれ、

人は、成長し、進化する。





「不安」と感じずに、

「魅力」としては、どうだろう?





恋愛は、

相手の事が手に取るように分かっては、面白くなくなる。

それで満たされるのは、支配欲だけ。

本当の恋愛の面白さは、

相手の心が分からないけど、好きで、そして、好かれたいと欲求して、

でも、本当にどう思ってくれているのか、やっぱり分からない、

このもどかしさに、醍醐味があるんだろうし、

そこを信頼しようと、

努力したり、学んだりすることで、

また、人として幅が広がり、成長していくんだと。





この恋愛の時の「不安」は、

実は、「不安」と捉えずに、

ただ、

まだ「分かっていない」相手の「魅力」と伴うように、私は感じる。





そう考えると、

「悩む」って、素敵なことなんだと思わない?







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