「グレー」に留まる。

Titania

2013年10月22日 10:36

うちに通われる生徒さんがたは、

多くは真面目な方が多いようです。





簡単に言い過ぎました。(笑)





「こうすべき!」「こうあるべき!」が強い方が多いのかな?

と感じます。





まぁ、多くの方が、そうなのですが、

更に、それが強い方が、多いように感じるってことです。





まぁ、たぶん、

私が、「そうだから」「そうだったから」ってのもあるのでしょうね。

実は、私、自分では意外なように思うのですが、

昔からの友人であればある程、私のことを、

「真面目で、努力家で、欲が無い。」

と言ってくれます。

まぁ、そういう風に、良い方に解釈してくれているから、

未だに素敵な友人として私の傍に居てくれているのでしょうけどね。

ありがたいものです。















で、、、、





数年前に、私は、

「グレーを受け入れる!」

ということをテーマにして過ごしていました。





たぶん、ブログ内でも検索すれば、そんなタイトルがあると思います。





「グレー」とは、

「白」でも無く、「黒」でも無い、どちらにも決まっていない状態。

「白」に近い「グレー」もあれば、

「黒」に近い「グレー」もある。





心の状態で言えば、

「どちらでもない」状態なのですが、

これを、何とも受け入れたくない自分が居ました。





今は、少しは受け入れられるようになりましたが、

どうしても、

「白」か「黒」で居たかったのです。

そして、

他者にも、それを強要したかったのですよね。





決めると動けるのもあります。

決めると、諦められるのもありました。

決めると、楽なのです。

決めると、後が簡単なのです。





決めてもらうと、安心します。

決めてもらうと、依存も諦められます。

決めてもらうと、影響を受けないで済みます。

決めてもらうと、不安が減ります。

決めてもらうと、責任転嫁が出来ます。





今、浮かぶだけでも、これだけの内容がある。





結局は、

『不安』を感じたくないから、

『不安』な時間を出来るだけ短く済ませたいから、

決めて居たいのでしょうね。





逆に、

「グレー」を受け入れ、許すと、

「いつもいつも不安でブレブレになる」と思っていました。

だから、怖くて出来なかった。





でも、

実際に、受け入れ始めると、

『頑張らなくて良い』んだと、自分に優しく出来るようになりました。

他者が「グレー」で居る理由も、見えてきます。

すると、

「敵」「味方」が無くなり、『不安』が減って来ました。

『不安』が減るので、

「いつもいつも、張り詰めて、頑張って、最善を尽くさなくてはいけない」

というのが、減って来ました。















結局は、

「白」か「黒」か決めたいのは、

『不安』と『恐怖』に怯えているからなのでしょう。





そして、

更に、その「白」か「黒」かしか無い世界に住みだすと、

『不安』と『恐怖』の連鎖にハマってしまう。。。。





でも、

その『不安』と『恐怖』とは、何なのでしょう?





ほとんどが、

今、まだ起きていない事柄に対してなのではないでしょうか?





未来への『不安』。

起きてもい無いものに対しての『恐怖』。





実際には、どうなるのか、まだ分からないのに、、、、。





逆に、

その『不安』と『恐怖』を抱えているから、

嫌な出来事を引き寄せないとも言えない。





『どっちでも良いよ。』

と言ってしまおう。

『どうなったって、大丈夫!』

と思ってしまおう。





最後には、

「グレー」は、

『何が起きても、どうなっても、私は幸せだ!』

に繋がるのかもしれないよね。















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