捨てる勇気、残す覚悟
最初のところで、
「お母さんの形見の時計。
壊れていて、もう動きません。
あなたは、捨てますか?手元に置いておきますか?」
みたいな、言葉があった。
「さすが!!!上手いこと言うなぁ。。。。」
と、
感心した本です。
まぁ、立ち読みだけで、買いませんでしたが、
(すみません!本屋さん、出版関係の方)
これが、『肝』ではないかと、
そう、思いましたよ。
とっても分かりやすく、
尚且つ、
実践的で、
これは良い本でした。
「捨てる」のは、
確かに「勇気」が要ります。
「やっぱり使えるんじゃ?」
とか、
「捨ててから、後悔したら嫌だし。。。。」
とか、
考えちゃいますもん。
私も、今までにも、何度も、
捨てた後、
後悔したこと多々。
でも、
この後悔する感覚も、慣れが生じたりもする。
これが結構危険。
昨日も書いたけど、
次に、
「買わない」という展開に、上手に行けていないと、
また買っちゃったりしちゃうんだよね。
でも、
それ以上に、本当に大事なのは、
「残す」
と、
選択したものたちへの「覚悟」だと、本当に思いました。
本当に、大事だと思います。
「残した」以上は、
シッカリと活用して、表舞台に出してあげないと、
「捨てた」他の『物』たちにも、
申し訳が立たないですよね。
『物』に対しての、
執着は在っても、
敬愛は無かったりしませんか?
私は、そうでした。
それも、
在るものと、無いものの、差が、明らかに激しい。
お友達に、
ランクや、上下をつけるようなものと、同じかもしれませんよね。
自分を素敵に見せる『物』たちや、
自分の生活を豊かにしてくれる『物』たち。
そんな、『物』たちの中で、
何となく、、、、な『物』に囲まれるより、
いつも、
「一番好きな『物』」に囲まれて生きている方が、
本当の豊かさや、
人生のワクワク感が、
湧き上がると思うんですよね。
これは、
先ほどの友人の話でも、同じですよね。
何となく、
ただ、付き合いを続けている惰性での相手。。。。
でも、その相手に、
「あなたとは、何となく、しょうがなく付き合っているから、私のことは、あんまり気にしないで良いよ。」
って、言えれば、
まだ、面倒な関係にはならないだろうけど、
そんなの言えてたら、悩まないんだしね。
どうだろう???
付き合いで行くランチ、
付き合いでするメールや電話、
無駄な時間と、
無駄な労力と、
無駄なお金が、
発生している気がしますよね。
いや、もう一つ、
無駄なストレスもね。
それと同じで、
『物』にも、同じことが起きている気がしました。
要らないかもしれない『物』が溢れていれば、
必ず、
片付けの時間は、沢山掛かる。
『物』が少なければ、
片付けも簡単ですよね。
そして、
それが、とっても好きな『物』であれば、
大切に扱うし、
大事にするから長持ちするし。
でも、ただ、
「無駄は要らない!」
って言っているのではないんですよ。
そのことを、
惰性で行っていることが、
無駄なエネルギーを使っているということなんです。
伝わるだろうか?
最初に戻ると、
「壊れて動かないお母さんの形見の時計」
これは、
物質としてだけで見れば、無駄な使えない『物』となる。
でも、これは、
「お母さんが、いつも使っていた、お母さんのお気に入りの時計。。。。」
その時計をして、キレイに装っていたお母さんの思い出が浮かぶでしょう。
そのお母さんの笑顔や、優しい声さえも思い出せるでしょう。
そうすると、
この「時計」は、
ただの「壊れた時計」ではなく、
「お母さんの愛を感じられるかけがえの無い物」
となるのです。
同じ、
『物』であろうと、
「時間」であろうと、
「お金」であろうと、
「エネルギー」であろうと、
あなたが、どう感じ、どう思い、どう豊かに変換するかで、
無駄なのか?
必要なのか?
そこが変わってくるのです。
またまた、ここも、
結局は、
『自己責任』に繋がっちゃいますよね。
こういうことが、
家の片付けや、整理整頓から、
無意識に学べる、『人生学』だったりするのですよね。
まぁ、だから、奥が深いし面白い!
で、
だから難しいとも言えるんだけど。
これが、
自分のエネルギーを整理整頓することに繋がり、
自分のエネルギーの無駄を省き、
必要な事柄に向かえる時間とエネルギーを、生み出してくれる。
準備が出来れば、
後は、
出会いはタイミングとして、上手い具合に来るだけ。
だから、
『断捨離』や、
『片付け術』や、
『整理整頓術』で、
知らず知らずに、
人生が素敵な方向に展開しやすくなるのですよ。
ぁー、楽しみだー!!!
がんばろっ!!!
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