実家のお片付けのお話です。
いわゆる断捨離ってやつを、本当はやりたいんですけどねぇ。
私だけのものではないから、これが難しいのです。
当然、実家を片付ける中で、私も関わるものもあります。
今回、勇気を持って処分にしたのは、
娘のおひなさま。
七段飾りで、
もう、そんなに全部出してまで飾る場所も、気力も、どこにも無い。
そこで、
お内裏様とお雛様、メインだけを残して、あとは処分しようと決めた。
買ってくれた母には、
「せっかく買ってもらったけど、もう、出すことも難しいから、良いかな?」
と伝えた。
母は、ここでは珍しく了承してくれた。
そうそう、
ちなみに、お人形なので、処分にはちょっと気を使いますよね。
今までの色んな人に教えてもらった経験の中から、
まずは、白い紙にそれぞれを包んでビニール袋に入れて、
その中に、お塩を適量振って入れ、
「今まで、ありがとうございました。」
とお礼を言って一晩置く。
その後、燃えるごみにて処分。
という段取りにしております。
うちの場合、
ほとんど出しても上げられず、飾ることが無かったので、
「ごめんなさい。」とお詫びしました。
何事も、最後には気持ちの問題ですからねえ。
あと、お琴も倉庫の中に。。。。
これも処分と思って、母に伝えました。
が、
「それは取っておいて、、、。」と。
お琴は、
もともと母方の叔母のもので、弾いていたのは私で、母はまったく弾けません。
なのに、なぜ????
まぁ、何か母には思い入れがあるってことなのだろう。
今、出しても、弦は伸びきっているだろうから張り直さないと弾けないし、カビも怪しいんだけどねぇ。
ま、そんなことを考えても、
何だか「ごめんなさい。。。」なのだよね。
何だか、色んなものが沢山出てきます。
それこそ、
いくつものものが、そこに在ることすら忘れられて、
いつ出番があるかも分からないままに。。。。
時代もあるのでしょうけどねぇ。
基本、何でも多め。
「多くあれば、何かあったときにでも対応できる。」
それに慣れている母は、
減らすことに抵抗と不安があるようです。
私が最初の結婚のときに作ってもらったお布団も、
離婚して持って戻りましたし、
座布団も、作ってもらって、それも持って帰ってきているしね。
これらは、母だけが貯めこんだものとも言い切れない訳で。。。。
今回リフォームしたら、人を泊めることも、場所的に厳しい。
それに、ここ15年以上、誰も泊りにも来ていない。
だけど、
母は、お布団が処分できないらしい。
まぁ、母の実家は、以前、真綿を作っていて、良いお布団には思い入れがあるようだ。
それでも、
やっぱり、使わないものたちが沢山出てくると、
もう、色んな意味で、申し訳無い気持ちが一杯になる。
ホント、難しいものですよねぇ。
断捨離の本を、図書館で予約してみた。
母にも見てもらって、
二人で頑張って出来ると良いんだけどなあ。
そうそう、ちなみに、
母に帯状疱疹を見せて、
「こんな状態なんだよ。だから、一緒に協力して欲しいって言っているんだよ。」
と昨日伝えた。
すると、
ちゃんと前向きに、物を減らすことに協力的になって、話をしてくれた。
母にとっては、
目に見えるものでないと、
理解したり、受け入れたりすることがしにくいってことなんだろうね。
帯状疱疹も、
こうなると、なるようになっていて、役に立ってくれているという感じです。(笑)