使わなくって、ごめんなさい。

Titania

2014年05月30日 12:06

実家のお片付けのお話です。

いわゆる断捨離ってやつを、本当はやりたいんですけどねぇ。

私だけのものではないから、これが難しいのです。





当然、実家を片付ける中で、私も関わるものもあります。





今回、勇気を持って処分にしたのは、

娘のおひなさま。

七段飾りで、

もう、そんなに全部出してまで飾る場所も、気力も、どこにも無い。

そこで、

お内裏様とお雛様、メインだけを残して、あとは処分しようと決めた。

買ってくれた母には、

「せっかく買ってもらったけど、もう、出すことも難しいから、良いかな?」

と伝えた。





母は、ここでは珍しく了承してくれた。





そうそう、

ちなみに、お人形なので、処分にはちょっと気を使いますよね。

今までの色んな人に教えてもらった経験の中から、

まずは、白い紙にそれぞれを包んでビニール袋に入れて、

その中に、お塩を適量振って入れ、

「今まで、ありがとうございました。」

とお礼を言って一晩置く。

その後、燃えるごみにて処分。

という段取りにしております。

うちの場合、

ほとんど出しても上げられず、飾ることが無かったので、

「ごめんなさい。」とお詫びしました。

何事も、最後には気持ちの問題ですからねえ。





あと、お琴も倉庫の中に。。。。

これも処分と思って、母に伝えました。

が、

「それは取っておいて、、、。」と。

お琴は、

もともと母方の叔母のもので、弾いていたのは私で、母はまったく弾けません。

なのに、なぜ????

まぁ、何か母には思い入れがあるってことなのだろう。

今、出しても、弦は伸びきっているだろうから張り直さないと弾けないし、カビも怪しいんだけどねぇ。

ま、そんなことを考えても、

何だか「ごめんなさい。。。」なのだよね。










何だか、色んなものが沢山出てきます。

それこそ、

いくつものものが、そこに在ることすら忘れられて、

いつ出番があるかも分からないままに。。。。





時代もあるのでしょうけどねぇ。

基本、何でも多め。

「多くあれば、何かあったときにでも対応できる。」

それに慣れている母は、

減らすことに抵抗と不安があるようです。





私が最初の結婚のときに作ってもらったお布団も、

離婚して持って戻りましたし、

座布団も、作ってもらって、それも持って帰ってきているしね。

これらは、母だけが貯めこんだものとも言い切れない訳で。。。。





今回リフォームしたら、人を泊めることも、場所的に厳しい。

それに、ここ15年以上、誰も泊りにも来ていない。

だけど、

母は、お布団が処分できないらしい。

まぁ、母の実家は、以前、真綿を作っていて、良いお布団には思い入れがあるようだ。





それでも、

やっぱり、使わないものたちが沢山出てくると、

もう、色んな意味で、申し訳無い気持ちが一杯になる。





ホント、難しいものですよねぇ。





断捨離の本を、図書館で予約してみた。

母にも見てもらって、

二人で頑張って出来ると良いんだけどなあ。





そうそう、ちなみに、

母に帯状疱疹を見せて、

「こんな状態なんだよ。だから、一緒に協力して欲しいって言っているんだよ。」

と昨日伝えた。





すると、

ちゃんと前向きに、物を減らすことに協力的になって、話をしてくれた。





母にとっては、

目に見えるものでないと、

理解したり、受け入れたりすることがしにくいってことなんだろうね。





帯状疱疹も、

こうなると、なるようになっていて、役に立ってくれているという感じです。(笑)









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