Titania

先日の日曜。

娘を九学まで、英検の試験のために送って行った。

我が子ながら、

英語は、生まれたときから思っていた通り「ご縁」はあるようです。

じゃあ無きゃ、こんなに出来るとは思えません。

そんな育て方もしていないしねぇ。（笑）





そんな、二次試験前の緊張の中、TVでは、たまたまNHKをつけていて、

佐野元春の「ザ・ソングライターズ」があっていた。





大学の授業で、こんなのが受けられるって、都会の大学って凄いね。

こんな授業なら、私も文学科に興味を持ってしまいそうだとまで思った。（笑）





ゲストは、ミスターチルドレンの桜井さん。

ある質問で、

「曲を作るときに大切にしている事は？」

みたいなのがあった。





そこで、

「『五感』を使って。。。」

だったか、

「『五感』を感じるように。。。。」

だったか、

そんなことを言われていた。





ここだよね。。。。と、妙に納得。















現代は、

余りにも情報があふれ過ぎていて、それさえももてあまして、

自分の中の感覚を使うことを忘れている。





そして、

自分の感覚を使うことも怖くなっている。





なぜ、怖いか？





自分の中からの感覚なので、

人と比べて

「みんなと違ったら、どうしよう。。。」

「おかしいと思われたらどうしよう。。。」

「間違っていると思われたらどうしよう。。。」

こんな、

正解が無いものなのに、間違いを怖がる傾向、

ありませんか？















まぁ、ちなみに、私、

逆に、これが嫌で、国語が嫌いでした。

「この時、作者は、どう思っていたか？」

「この時、主人公はどう思ったか？」

こんな問いに、

私は、

「私はこう思った。」

と、

素直すぎる私自身の個人的な解釈をして、×をもらっていた。

私は、

その文章から導くのではなく、その作者や主人公になって考えて、答えを書いたので、

間違うのだ。。。。





友人達に質問をしたら、

「そりゃー、先生が喜びそうな答えば書かなんもん！」

とか、

「先生が何を書かせたいかを考えたら、すぐ分かるたい！」

など、

私には、到底、出来ない、したくない、返事ばかりだった。（笑）















話は逸れましたが、

『第六感』と言われる、まぁ、一般的に言う「スピリチュアルな感覚」は、

簡単に言えば６番目の感覚。

と言うことは、特別な事をしなくても、

まずある５つの感覚を使いこなしてしまえば、

順番で考えても、

次には自然と６番目は活性化してくる。





「そんな簡単になる訳無いどう？」

と思われる方、

そこから間違っています。

逆に、

「そんなに簡単なの？」

と思われた方、

それも安直です。





ちなみに、

生まれつき、この６番目が活性化している人が、『五感』をフルに使えているのか？

ここは違うようですね。

６番目の活性化において、

別の「カルマ」を受け取る事がシナリオにある方が多いようです。















「『五感』をフルに活用する」

これ自体が、今、ほとんどの方がやれていない。

まずここからだ！と言う事。





よくアナウンサーの新人さんとかが、自主鍛錬のためなどで、

目に見えた景色や風景から、

全てを、言葉で、情景豊かに伝える練習をするの、

見たことや聞いたこと、無いですか？





これ、やってみて下さい。





自分の目の前にある事柄を、

どれだけ相手に、

豊かに、正確に、伝えれるか？





それこそ、

本物以上に、魅力的に伝える事も良いでしょう。





見えるもの、聞こえるもの、味わうもの、香るもの、手触り、、、、

などなどを、全て、

『五感』を使って、

まずは自分が感じていないと、人には伝えられない。





魅力的なものは、

全て、

『リアル』感が大事だと、いつも思っている。

「感」では無く、本当の『リアル』なのだけど、

でも、その『リアル』も、

描写一つで魅力も消えるかもしれない。





『五感』を使って表現し、

『五感』に訴える、伝える、感じさせる。





まぁ、そんなことを思った。















それにしても、佐野元春。

文学者的だったなあ。





そして、私も、文学。。。。好きなのかもしれない。

と思っちゃった。