Titania

以前から、このブログを読んでいてくださっている方は、

覚えていらっしゃるだろうか？





私が、本当に、

高校のときから唯一

「私が早く亡くなった時に、娘をお願いしたいと思えるほどの親友」

である友人と、

あることがきっかけで、縁が切れてしまった話を。。。。





その友人に、

縁が切れる前に、

「私に、何かあるとするなら、何が今から起きるの？」

と、問いただされて、

どうしても言って欲しいと言われて、

しょうがなく、いやいや告げたのが、

「そのプライドの高さから、大切なものを失うかもしれない。。。。」

という言葉。

「そんなの分からんたい！」

と言われて、

「そうだよ。未来は決まってはいない。ただ、今、強いて言えと言われれば、、、だよ。」

と、話した。





そのあと、１年もせずに、、、、、

私と彼女は、

誰かに仕組まれたかのように？喧嘩別れ？をしたのだった。















その後、私は、本当に後悔した。

でも、後悔って、

何に後悔するのかも、よく分からないまま。

その大切なものが、自分のことかもしれない状況なんて、思いもしていなかったから。

自分のことには、ここまで分からないものなのか？と、

自分の能力さえも、嫌になるほどに。。。。





彼女と一緒にいる頃に、

「妊娠するには、熊本への思いを、執着を、強く残していると上手くいかない」

ということを、

感じて、伝えていたことだったりを、

ふと思い出していた。





そして、私自身に対しても、

私の仕事に対してのスタンスなどを省みて、

私はお金が苦手だからと、

経理を彼女に丸投げしていたから、

「キチンと本当に自立をしなければいけないのではないのか？」

とも、

ふと思った。

その後の確定申告は、初めての、全て一人で、とっても不安だった。





その二つのこと感じて、

「この別れは、大きな意味があるんだろうな。」

と、

思い直して、受け入れていた。





何か、お互いの為に、必ず意味があるのだと。。。。















どんなに離れていても、

全然連絡を取っていなくても、

私の中では、

無二の親友なのは、いつまでも変わらないと、そう思っていたから。















で、去年の秋、

その彼女のお誕生日前に、彼女の夢を見た。





「何かあったのではないか？」





そればかりが気になって、

私は、勇気を振り絞って、メールをしてみた。

もし、彼女に何かあっても、

彼女からは絶対に連絡を取らない、取ってこないから。（そんなに器用な性格ではないから。）





そのときに、返信があり、

「いつか会いに行きます。」

と返事をもらっていた。





それから、その後、

私からは、もう、

アプローチを積極的にすべきではないと思い、

彼女に、全てを委ねた。





私にとっては、

そのメールの返信だけでも、充分すぎるほどの再会だったから。















実は、先週、

また彼女の夢を見た。





今度は、一緒にアメリカに行く夢。

でも、

私が、なんだか、準備が悪い。。。。

段取りが出来ていない。

周りに振り回されて、約束の時間に辿り着けない。

そんな内容のまま、夢から覚めた。





その数日後、

彼女から、メールが入った。





でも、私は、

なぜか、その日に限って、携帯を一度も見ずに一日を過ごして、

夜遅くに、そのメールに気が付いたのだった。





「今の段階は、結局は、夢と同じで、

私が、まだ、準備が出来ていないってことなんだろうな。」

そう思って、

また彼女に委ねることにした。















そうして、

また、彼女に委ねたままに、数日が過ぎていた。





そして、昨日、

連絡も無く、突然、

彼女は、お店に現れた。





「わたしよ～。」

と、

可愛い女の子を連れて。。。。





子供を授かっていたこと。

それだけで、まず、もう感動だった。





私が、余りに突然泣き出したので、

娘ちゃんは驚いて、ビックリしていた。。。。





もう、会わなくなって、

５年経っていた気がする。















『全てに感謝』

それを、これほど感じたことは無いかもしれない。





「熊本に思いを残していると、赤ちゃんが来にくくなる。」

私がそう言っていたことを、

彼女は覚えていてくれた。





「そんな風に、あんたも言いよったしね。」

と、

そう言ってくれた。





相変わらず、

キレイで、さらに落ち着いて、幸せそうだった。

もう、それだけで、嬉しかった。















今年は、

この９年間を、ずっと振り返っている。





「全ては、もう、この９年間を通じて、やるだけやったのだから、

後は、なるようにしかならない。

今までの９年間が、ただ形になるだけなのだから。」





そう思って、今年は過ごしている。





慌てないで、

今までやってきたことからの、全ての流ればかりなのだから、

全てを受け入れて、

全てを委ねて、

任せてみよう。。。。と。





数秘術があったから、

委ねてみる努力も出来たのかもしれない。





彼女の、以前くれた言葉が支えになって、過ごせた数年間もある。





彼女がいない間、

支えてくれていた、別の友人達、生徒さん、お客様、ダーリンや娘や家族。





私にとっては、

彼女が全ての支えになり過ぎていたのだった。





私たちは、

お互いの能力から、運気から、価値観から、全てにおいて、

お互いに信頼しすぎて、

お互いのパートナーよりも、信用・信頼して過ごしすぎていた。





だから、私たちは、

シッカリとお互いの人生を歩むために、

この時期に、離れなければいけなかったんだと、

そう理解している。





「再会が出来る」

それが、生きている間のご褒美かもしれない。





「お互い、生きていれば、また会える」

そんな思いを持てる友人が、私には、居る。





それを感じられることが、今、出来ていることにも、

ラッキーであることを、

感じざるを得ない。