Titania

震災後、

前震の時に、私が思ったこと

（このくらいでは、この人と結婚するには決めかねる、、、みたいなことを思って、

もう一回来たらどうだろうか？とか思ってた。）

を、後悔すると同時に、感謝も出来た。





前震の時とは、打って変わって、

パートナーは、驚くほどに、私の為に頑張ってくれたのだった。





娘たちにも会いたいだろうに、

でも、連絡はとっても、すぐには行かないで、私と居てくれた。

うちのことを最優先で整えてくれた。





もう、本当に、申し訳ないけれども、

私にとっても、パートナーにとっても、この震災は、ありがたいものになった。

私は、

彼を信頼することが出来るようになったし、委ねることにも腹が括れた。

本当に、私に結婚する覚悟を作らせてくれたのだった。










娘も、そうで、

私を一番理解して、随分とサポートをしてくれた。

私がやり過ぎることを怒ってくれた。

本当にありがたい存在だ。

だからだろう、

私も、自然と、娘に対して手を離す勇気が湧いてきた。





娘の彼氏も含めて、

まぁ、良い彼氏でもあるんだけど、それも全部ひっくるめて、

信頼という愛情で、

娘を見守る力が、私の中で増してきたようだ。










そして、

周りの友人たちや、ご近所との関係が、ぐっと変化した。





他県からの連絡で、

支援をしたいと言ってもらって、それを希望を伝えてお願いすることが出来た。

これは、本当に、私にとっては大きな変化だった。

多くをもらったら、ご近所にお分けした。

それも、もう、余計な気の使いは止めて、もう、もらってもらった。





誰かと再会すると、ハグをして涙を流した。

こんな風に抱き合うことは、今まで、ほとんど出来なかった。

でも、もう抱きつきたいのだ。

ハートで感じたい！と思っているようだ。





ご縁のありがたさや、

人との繋がりの奥深さ、

本当に、やっと、この年で、こんな震災を受けて、

実感できるようになったようです。