2010年07月06日

『親子喧嘩』と『幼少期』と『結婚』

昨日は、父と、、、、、大喧嘩をしました。





母が退院してきてから、特に、ここ数日が、

全く段取り通りに動けない、、、、、

それによって、私のストレスがMAXになってきていて、

私の言動がきつくなる。

特に、母に対してがね。(やっぱり、私は母に甘えがあるから優しくないのである。反省すべき点です。)





それを横で見ている父がイライラがMAXになり、

私に対して、

「親子の会話じゃないだろう!」

と怒ったのだった。





でも、私のイライラの原因は、

母ではあるけれど、

その母に対して、普通の日常を求めている父の影響から、

母との段取りや決め事が守られていない事も、私は知っていた。





で、私は、その事を父にぶちまけた。





父は、この先の事も、ここ、今現在の日常の事も、

母が、「出来る」と言えば、出来るものと思っているし、

母が出来なくなっても、大して支障がないと思ってもいる。





完璧な愚痴ですけど、

「アホだ。」

と、私は思っています。















時代もあるのでしょう。

育ってきた環境もあるのでしょう。

父自身の考え方にもあるのでしょう。





でも、父は、

悪い人でもなく、一般的に見れば優しい人です。

でも、

家庭内において、「男尊女卑」が過ぎる。

特に母にだけれど、

母は、父のお抱えの家政婦さんか、召使か、どうにかすれば奴隷なのだ。





その環境に、

何の疑問も持たないままに過ごしてきた私の『幼少期』

その中で、傷付いたりしたのかも、私は、全く覚えてはいない。





ただ、私が結婚して、

で、離婚する時に思ったこと。

離婚は、そんな理由が原因ではないんだけど、不思議なことに、

「結婚と言う名の、個人限定で囲われるのには、もう嫌だ。。。。」

と、変な感覚が、感情が湧いたことがある。

「結婚して、養ってもらうという事は、一生奴隷になるという契約なのか?」

そんな風に、

「お金で買われる」ような、

そんな感情が、なぜか、湧いていた。

ちなみに、

そんな元夫ではありませんし、そんなこともされていないのに。。。。















今、今朝、考えれば、

それは、父と母の関係を見て、

幼い頃に、知らず知らずに、そう思い込んで?刷り込んで、しまっていたのでしょう。





そして、実は、ここ1週間ほど前に、

ふと思った?こと、思い出した?ことがあった。





それは、私が幼い時、いつも言うように、私は父が大好きだった。

父と結婚する!と本気で思っていた。

なので、よく、

「何でお母さんと結婚したの???」

と聞いていた。





幼い私は、

「父が母と結婚しているから、私が父と結婚できないじゃないか?」

と幼いクレームをつけていたのだった。

たぶん、何度も、何度も、言っていた。





その時に、たぶん父は、

一度ではなく、何度か、

「お前がお腹に出来んかったら、お母さんとは結婚せんかったろうねぇ。。。」

と、言った気がする。何度も。。。。





もしかして、これ。。。。???





やっと、私の中での、

「出来ちゃった結婚」に対しての否定感の原因が分かった。





私の中で、今まで、その言葉は、全然悪い言葉と感じていなかった。

どちらかと言えば、

母にとっては失礼な話しだったり、傷付く話でも、

このことで、

自分自身が、私自身が、傷付いているとは、覚えても、思ってもいなかった。





でも、幼い私は、どうだったんだろうか?





「私が出来なかったら、結婚しなかった。。。。」





「私は出来ない方が良かった。」

とは、

思わなかったのだろうか?

いや、それは無いとは、言えない。。。。





もしくは、母の気持ちや、思いが、

お腹の中にいるときから、シッカリと影響を受けている私だから、

娘としてではなく、

「女性」としての、母の気持ちを、もしかしたら、そのまま受け取って、

潜在意識の中に「女性」の傷として刷り込んでいたのかもしれない。





これによって、

私の、訳の分からない「女性性」の否定感が、少し紐解けて来た。















父との喧嘩の中、

最近の父は、決め台詞のように、

「出て行け!」

と言うようになった。





私は、父との喧嘩は、今年二回目。

喧嘩は、もともとしていなかった。

それが、今年になって、二回目。





昨日は、娘が、その父の決め台詞で泣き出した。





父と母は、娘に、

「もう寝なさい。」

と言った。





娘は二階に上がって、でも、私と父の喧嘩が聞こえていた。

その中で、父は、私に、

「お前がそうだから、子供まで泣き出すじゃないか!」

と言った。

「お父さんが、出て行け!って言ったからでしょう!」

こんな会話を聞いて、娘は、

「〇〇が、泣いた!」では無く「子供」と、

名前では無く、象徴される言葉で言われた事に傷付いていた。





「個人」を認めてくらていないように感じたんだろう。





子供とは、どこで傷付いてしまうのか、本当に検討が付かない。

小さな心で、一杯一杯に「今」を受け止めて、生きている。

だから、

大人からしたら、ビックリするような些細なことや、些細な言葉で、

大きな傷を持ってしまう。















喧嘩は、終わりは無く、折り合いは付かないままに、

私が、

「出て行かないし、出て行ける訳が無い。

全ての皺寄せがお母さんに来て、またお母さんが無理をして、体調を崩すような流れは作りたくない!

その皺寄せをお父さんが作っていることを、もう気が付いても良いのでは無いか?

今まで、ずっと、無意識とはいえ、どれだけお母さんを傷つけたのか?もう知っても、気が付いても、良いのでは無いか?

まだでも、その生活を続けるという、その考えは、おかしい。

今後、私がどうして行くかは、お父さんは言う権利は無い。

だって、何もしてはくれないのだから。」

というようなことを言った。





私は、冷たい娘だ。

全てを正論で叩きつける。

だから、父は私とは話したくないと、喧嘩したくないと言う。

全て正論で言うからだそうだ。。。。





話は終わり?

私は、二階に上がって、娘と泣いた。

喧嘩の嫌いな娘に謝った。

そして、娘と一緒にお風呂に入りながら、色々とはなした。





娘は、

「どうして、あんな祖父ちゃんと、祖母ちゃんは結婚したんだろう?」

と、結婚と言うものに疑問を感じていた。

娘は、本来は、お祖父ちゃんも、お祖母ちゃんも、どちらも大好きだ。

でも、

年齢的なこともあるのか、「女性」と言う立場で見ているようだった。





私が分かる範囲での父と母の話。

私の幼い時の父と母の話。

その環境を普通と思って、そのまま育ち、その価値観のままパパと結婚して、

娘が生まれてから現実に戸惑って、試行錯誤した私の話。

そんな話をしながら、

「誰と結婚してもね。二人の関係って、そこから作っていくものなんだよ。

完璧な関係は、出会ってからの相性や愛情だけでは、出来上がらないんだよ。

そこから、作っていく事が大事なんだよ。」

と話した。

まぁ、ついでに

「まずは、旦那さんを長男と思って育てることからだね。(笑)」

とも言って笑っていた。















自分の『幼少期』と、

正面きって向き合わせられている?向き合っている、ここ数年。





母が体調を崩すことで、いつもながら、色々と噴出させてもらえている。

いつも、母が、身体を崩して、体調を悪くして、身をもって、きっかけをくれているのだろう。

それは、

そこまで母を追い詰めなければ分かろうとしない、父と私の所為でもあるんじゃないか?





ただ、私は、自分のルーツから受け取っている全ての事柄を理解し始めている。

良いことも、悪いことも。

これが、

「家系の因縁」だ。





紐が解けてきたら、理解が出来てきたら、

あとは、私がどう繋ぐか?

それだけだ。

私自身の人生に、、、、

そして、娘に繋ぐ為にも。





私は、私の人生を、

私が決めて、自ら歩む。








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Posted by Titania at 09:21│Comments(10)インナーチャイルド
この記事へのコメント
あーーー、実は私も先週の金曜日に父とケンカ…大ゲンカしました。
もうこれから今まで通りに『家族』でいられなくなるんじゃ?というほど。
引越しが早まって、やらなければならない事がたくさんあって、やるのは私だけで…それでいつもより言葉がきつくなって(私が)父から「人を追い込むような言い方をなんでするか?」から始まって…思い出したくもないほど…でも目をそむけてはいけないんです。
私がいろいろしなければならない事は頭では重々わかってたのに。
私も余裕がなかったのか、ホントにわかってなかったと。
落ち込みましたねー。
いつもがあまり怒らない人なんで、余計にきつかった。

いろいろ考えさせられました。
引越し前にケンカ出来て良かったのかも…です。久し振りに泣きましたよ。
今一度、『家族』の事、自分の人生を考えなくてはと痛感しております!
Posted by ピー at 2010年07月06日 09:45
私も2日前久しぶりに実家に帰っていて、父と喧嘩してしまいました・・・。
なにか気に入らない事があれば、家族全員巻き込んで当たり散らすような父を見て育ちました。
父の機嫌さえよければ揉め事にならないのは分かっているので、子供の頃からいつも気を遣い過ぎるほど遣っていました。

なんでお父さんと結婚したの?
母を責めた事もありました。

今は私も大人なのである程度は感情を抑えて対処できます。
ただ子供の頃の傷ってなかなか消えませんね。

もし私が結婚して子供が出来たら、子供には絶対こんな思いさせたくないです。

どう繋ぐかは自分次第ですね。
Posted by みやび at 2010年07月06日 16:39
日曜に夫の実家に遊びに行って
義母のストレスと今までに溜まってきたものを垣間見る瞬間がありました。

何気ない会話でしたが、私にはキツかった。


このまま幸せや喜びを知らずに過ごすのだろうか?
(義母は、幸せはこんなもんだと思う、とはよく言ってます)

「1度も気が安らいだことがない」と断言した母に

私は何が出来るんだろう?
と考えています。
Posted by けいちゅん at 2010年07月06日 17:36
♪ピーさん
そうだったんですねぇ。
でも、それだけ、自分の生い立ちに目を向けれる機会をもらっているってことなんですよね。
それだけラッキーとも言えるんですよ。

ただ、私も、泣きました。
相手が父なだけに、男性なだけに、
「女はすぐ泣く!」
とも思われたくなかった。(思っていそうで、また嫌だった。)

私も、頑張りすぎて、余裕が無くなって、それで招いた事でした。
色々な意味で、「今後」を考えさせられますよね。
Posted by TitaniaTitania at 2010年07月07日 09:03
♪みやびさん
みやびさんとこも、でしたか。。。。
でも、ピーさんにも書いたように、喧嘩をするきっかけって、大人になると、ほんと無くなる。
だから、自分の生い立ちを、幼少期を、見直す、そんなきっかけをもらえていることは、本当にラッキーなのですよ。

「嫌だ!」「嫌いだ!」
と思って、反面教師にして、学ぶことも大切です。
でも、そこで、学びながら、「生きながら見せてくれている」という事に気が付いて、お父さんに『感謝』が出来るところまで行けると、このカルマは繋ぎにくくなります。
『感謝』まで行けないと、知らず知らずに、結局は似たような人を好きになってしまったり、次の世代で、隔世遺伝のように、出てきてしまったり。。。。
繋ぎ方にも奥が深いのですよ。

でも、今からです!
一緒に、頑張っていきましょうね。
Posted by TitaniaTitania at 2010年07月07日 09:09
♪けいちゅん
まずは、
「何が出来るんだろう?」
は、義母さんに対してでしょうか?
もし、そうであれば、この思いは余計です。
驕りから来る、上からの言葉だと言う事に、気が付かなければいけません。
ただ、
「見せてくれている」「教えてくれている」だけです。
「してもらっている側」だと言う事です。
「幸せを感じさせてあげたい!」
は要りません。
でも、
「してあげたいこと」「したい事」があれば、
ぜひ「自分がしたくてしている」という基本の元に言動してください。
でないと、
「なんで?」「なぜ?」という疑問を持ってしまいやすくなります。

本当の優しさと、押し付けの優しさの違いかな?
難しいですけど、ここがポイントです。
Posted by TitaniaTitania at 2010年07月07日 09:16
Titaniaさんへ


難しいです!!
やっぱり余計なんですね。
そうかな~と思いつつ
でも、やっぱり・・・(したい?)みたいな感じでした。

勉強会で以前出た
「実家にいざという時に子供のことを頼みやすい関係になる」
というところで
ずっと私はどうしたらいいんだろう?
って思っていて
「コレ?」と思ったんです。
でも違うみたいですね。。

正直、そんな関係性をどうやって築いていけばいいのか
もしかしたらとても簡単なことかもしれませんが
分かりません。

先日帰った時、初めて義母は愚痴めいていて
(義父にも私たちにも)
どうしたら良いのかさらに・・・?
という感じでした。


>「なんで?」「なぜ?」という疑問を持ってしまいやすくなります。


ここはよくなりがちなので、気をつけていきます。

長々失礼しました。
ありがとうございました!!
Posted by けいちゅん at 2010年07月07日 12:55
♪けいちゅん
「したい」は、教えたい!では無いでしょうか?
そこを、シッカリと見極めて下さい。
「安らぎをあげよう。」「安らぐ事が出来る事を伝えてあげよう。」「安らげる事を教えよう。」
こんな内容で無いければ、良いんですよ。
「ただ、義母さんが好きなものがあって、たまたま安かったから買って行った。」
この程度なら、見返りを求めないから、全然良いのではないかな。
「気付かせよう!」とする言動は、必ず、思った反応をもらえないと、こちら側に不満が溜まります。
「するだけ」「投げるだけ」でいられる優しさは、いくらでもして下さいね。
Posted by TitaniaTitania at 2010年07月07日 16:12
『けいちゅん』さんのコメント&Titaniaさんのリコメ…とても私響きました。
なんだか人ごととは思えなくて、なるほどと思ってます。
「〜してあげる」「〜してるのに」はきつい、自分だけが…そして「なぜ?」を産む。
お二人へ…
ありがとうございました!
Posted by ピー at 2010年07月08日 07:14
♪ピーさん
そう言って頂いて嬉しいです。(笑)
ありがとう!!!

私が、そうだったから、だから伝えられるだけなんです。
私も訓練中。(笑)
全ては「愛情」や「思い」があるから、やっているんですよね。
でも、それが、本当に「必要」な言動か?は。。。。
大切な自分のためにも、大切な人のためにも、
本当に深い部分での『愛』からの言動を、行っていきたいですもんね。
難しいけど、頑張って進んでいきましょうね。
Posted by TitaniaTitania at 2010年07月08日 08:54
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